NTT東「光ポータブル」と日本通信「b-mobile SIM U300」でDesireとかを運用してみた

10月のはじめくらいから、NTT東日本「光ポータブル」と日本通信のb-mobile SIMを組み合わせて運用をしてたのだが、1ヶ月経過したのでとりあえず運用してみた感想とかを書いておきたい。

開始した時の記事は本家(はてなダイアリ)に書いてたんだが、改めて説明。
まず光ポータブルとは、NTT東日本がフレッツ光ユーザ向けにレンタルしている3G対応のモバイルWi-Fiルータ。同じ端末でドコモ網のみで利用できるものとSIMフリーのものがあるが今回はSIMフリーのものを選択した。
そしてb-mobile SIM U300は日本通信がドコモのMVNOで(=ドコモ網を借りて)提供している定額データ通信(の利用出来るSIMカード)で、通信速度は300kbps程度に制限されるが料金は1ヶ月契約であれば3000円ほど、半年か1年の契約であれば1ヶ月あたり2500円ほどで利用出来るお得なデータ通信サービス。
この二つを組み合わせることで、格安で利用出来る無線LAN環境を持ち運ぶことができるようになる。

まあ通信速度で言うとDesireでSBM網を使ってればHSPAで下り最高7Mbps程度出るのでそちらの方が言うまでもなく(繋がれば)快適なのだが、月々かかる通信料はキャリア経由なら4410~5985円、b-mobileであれば最高でも2980円、光ポータブルのレンタル料を足しても3295円。キャリア経由よりも1000~3000円近く程度安くできるというのはおサイフにかなり優しくなってくれる
それだけなら「快適さを優先するなら何千円か高くても」と思う人にとってはあまりメリットがないが、もう一つの利点としては「他にWi-Fiで接続できる機器がある場合同時に接続が可能」がある。例えばゲーム機を持っていたりとか、スマホを複数運用したりとか、他に無線LANで繋がる機器を持ってる人にとっては「運用費が安くなる」以上のメリットがあると思う。

自分が上記の環境を導入してみようと思い立ったのも、Desire以外にデジタル一眼とEye-Fi(無線LAN機能付きSDメモリカード)を導入したからだったりする。Eye-Fiと無線LAN環境があれば撮影した写真をすぐにネット経由で画像共有サービスや自宅のPCへ転送することが可能だし、どこでも繋がる無線LAN環境があれば、デジカメで撮影した写真をそれほどタイムラグなくツイッターなどに投稿できて楽しさが増える。この際に格安のモバイル無線LAN環境を導入するとDesireももっとサイフに優しい運用ができる。そう思ったのがきっかけだったりする。更に言うと、最悪全然使えない!と思っても、光ポータブルは解約して返却すればいいし、b-mobile SIMも1ヶ月だけ契約しておけばダメージは少ない。

で、実際使ってみてどうだったか

10/2くらいから使い始めたが、結果として自分としては「スマホの運用という面から見た場合、費用対効果を考えると十分常用に堪えうる」環境だと感じた。ひとまず今後もしばらくはこの組み合わせで使ってみたいと思った(…が、ちょっとしたトラブルが。詳しくは後述)。

確かに速度が厳しいと思う場面もそれなりにあったけれど、おおむね我慢できるレベルだし、光ポータブル自体も意外なほどバッテリーが持つ。そして副次的な作用か、Desireのバッテリーの持ちも3G網のみで運用してる時より長くなった気がする。あともう一つ副次的なものとしてSBM網の繋がらない状況(一部の屋内など)でもドコモ網が繋がればイケる、というものがある。自分の場合は近くでSBM網が繋がらない場所は2カ所くらいしかないのでそれほど困っていなかったが、東京都内だと繋がらない・繋がりにくい場所が多いと聞くのでそのあたりだとむしろSBM網より快適に使える可能性もあるかも知れない。

「そんな通信速度で大丈夫か?」「大丈夫だ、問題ない」(ただし、それなりに)

さて実際に無線LAN経由で光ポータブル経由+b-mobile接続(300kbps前後)で使った時に体感的にどうだったのかというと…

クライアント(twicca)経由でのツイッターの閲覧・投稿についてはまったく遜色ないレベル。Desireを使ってるときの8割くらいはtwiccaを触ってる状態なので、ホントにあまり不便を感じずに利用することができた。そして心なしか、SBMの3G網で画像付きツイートをするときよりもb-mobileで接続してる時の方が画像のアップロード時間が短い気がした(さすがに動画添付でのツイートは厳しい)。ホント気のせいかも知れんがなんでだ?!
WEBブラウジングは、サイトによってはかなり時間がかかる。スマホやモバイル端末用に特化されたページならそれほど問題はないが、やはり重いサイトだと読み込みにかなり時間がかかる場合がある。でも待っていれば(もしくはスリープにしてポケットに放り込んでおけば)読み込んでくれるので、あまり支障になる事は無かった。
Googleマップは画面遷移を繰り返すと若干厳しい。Googleマップは画像主体のアプリのせいで、現在地より先の地図を見ようとしたり、拡大縮小を繰り返したりして読み込み直しが入ると結構待たされる。ただし自分の現在地固定で歩きながら地図を参照する限りは問題はないと思う。あと当たり前だけど、アプリのDLも容量が大きいと辛い
あまり試してはいなかったんだけど、YouTubeなどのストリーミング動画はやっぱりダメっぽい。YouTubeアプリでストリーミング再生しようとすると「再生できません」と表示される。速度の問題とかもあるかも知れないが、ドコモ網のデータ通信サービスには一部ストリーミングに規制がかけられてるらしいので、その影響という可能性もないわけじゃない(YouTubeは公式にはFlash動画として見る限りでは問題ないらしいが、スマホのYouTubeアプリなどクライアントソフトなどを介した場合はよくわからない)、という気がする。
ちなみにストリーミングの音楽再生は若干厳しい感じもするがなんとか再生できる感じmSpotという音楽専用クラウドサービスで保存してある曲をストリーミング再生させたときには、定期的に止まりつつもとりあえず再生出来るというレベルだった。

バッテリーの持ちは?

実際利用すると1日から1日半はバッテリーが持つ。公称の連続通信可能時間は6時間だが、デフォルトで一定時間通信がないと自動でスタンバイ状態に移行するため、利用する機器側の通信状態に気をつければけっこう持たせられる。
それでもやっぱりバッテリが切れてしまうと通信ができなくなってしまうので、USB充電・給電のできる外部バッテリはあるとすごく便利だと思う。とりあえず光ポータブルは外部USBバッテリから給電して使ってもあんまり問題はなかった。

留意点と気になる点

b-mobile SIMの場合は利用開始時に必ずAPN設定が必要となる。APN自体はb-mobile SIMの台紙に書かれているが、それを設定するためにアクセスする光ポータブルのアドレス自体が説明書とかに書かれていない。アドレスは192.168.11.1。ブラウザを立ち上げてこれをアドレスバーに入力すると状態・設定確認画面に入れる。
連続して使ってるとたまに光ポータブル自体が無反応になることがある。でも頻度としてはそれほど高くなく、電源を入れ直すことで改善する。
電源を入れてから通信できるようになるまでは思ったより時間がかからないし、スタンバイに自動で移行してくれるので出先ではあまり電源を入れたり切ったりすることはない。またスタンバイから通信可能な状態に戻るまでの時間も気になるほどの時間ではない。
ただしスマホの場合Wi-Fiが入りっぱなしだと常駐したりとかでバックグラウンドにいるアプリが通信を行いスタンバイに移行しない可能性があるので、使わない時はスマホの方のWi-Fiを切る必要がある。とりあえずホームやランチャなどにWi-FiのON/OFFが可能なウィジェットなどを置いておくと良い。
本体の質感はプラスティッキーな感じだがもろそうな感じはしない。

やっぱり光ポータブル自体を家に忘れてしまうと接続できない。どうしてもパケを使いたくない場合はスマホがゲームくらいしかできない文鎮に早変わりw
そして現在の自分がそうだったりする。うっかりb-mobile SIMのチャージを忘れてしまい、あまつさえ自分のクレジットカードがトラブってちょっと使えない状態のためチャージもできず、自宅以外でDesireが「Angry Birds」専用機になってしまっている罠

光ポータブルのお供にしたいアプリ

もばるい
有料アプリ(210円)。ステータスバーに光ポータブルの電波状態とバッテリ残量を表示出来るアプリ。ナニゲに便利、というか自分の場合光ポータブルは常に鞄に入れたままなので必須と言ってもいい。

APNdroid
端末側の3G通信をオフにできるアプリ。これも余計なパケ代を出さないために必須。3G通信のON/OFFはホームに置いたウィジェットから切り替え可能。はじめは「ウィジェットでやるのって誤操作しそうで怖い」と思ってたが今じゃすっかり慣れている。とりあえずウィジェットの色が赤くて端末の電波表示に「3G」や「H」が出てなければOK。

おまけ:光ポータブル+b-mobile環境でEye-Fiからのデジカメ画像撮って出しは可能か

自分がこの環境の導入に踏み切った理由は「デジイチ+Eye-Fiの購入」だというのは前述の通りだが、Desireの運用が比較的うまくいったとしてもう一つの「デジイチで撮った写真をすぐツイッターにうpしたりする」、いわゆるデジカメ画像の撮って出しができるかどうかという点は…

とりあえず画像のアップロードは可能だが、速度的には「すぐ」というわけにはいかないのでどうしてもリアルタイムでの撮って出しにはならない、といった感じ。撮影した後カメラの電源を入れたまんまにしておくと自動ではてなフォトライフにはアップロードされるんだが、速度が速度だけに撮影してから実際にアップロードが完了するまで(=ツイッターとかに投稿出来るまで)には結構なタイムラグがある。またアップロードできたとしても、はてなフォトライフアプリからアップロードされた写真を選ぶのにも低速どの回線だと読み込み終わるまでに一苦労…
結局、b-mobile SIM U300でのデジカメ画像撮って出しは「ついで」にしかならないという結果に。多分普通のキャリアの3G通信(最大7Mくらい)なら何とか使い物になりそうだけれど、やっぱりそれだと6000円くらいは覚悟しないとならない感じ。それなら自宅のネット回線と共用でWiMAXのモバイルルータを導入するテもある(そうすればうまくいけば更に通信費をコストダウンできそうだ)けれど、わざわざそこまでやる必要あるかなぁ?という気もする。

またついでのついでなんだけれど、NEX-3で光ポータブル経由でアップロードさせると頻繁にNEX側でEye-Fii転送エラーの表示が出てしまい、エラーが出る度に電源を入れ直すはめになっていたが、NEXシリーズとEye-Fi(Explore X2)両方で最新のファームウェアへアップデートして以後はエラーが出ることが無くなった。どっちが原因だったかは謎。

まとめ:長所と短所

長所:

  • モバイルの通信費を安く抑えられる
  • 一度の通信量が多くなければ全く問題なし
  • 意外にバッテリーに不安感がない
  • 他の無線LAN使用機器と接続が共用できる

短所:

  • 通信量が大きいと待たされるか使い物にならない場合あり
  • 光ポータブルを忘れる(or充電をし忘れる)かSIMのチャージができないと接続できない
  • 端末側のWi-Fiや3G通信の状態に気をつける必要あり
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