(災害とスマホに関する覚え書きとTips01)HTC端末の「フラッシュライト」と「FMラジオ」アプリ

先日発生した東日本大震災、自分は札幌在住なので被害は皆無でしたが、TVやツイッターから伝えられる惨状や混乱を目の当たりにして少なからぬ衝撃を受けました。
そんな中で、スマートフォンを使う中で災害時に留意すること、またスマートフォンが災害時に何ができるかを考えておく必要があると思い始めました。もうこの時期であれば他のサイトでも数多く同種の記事が出ていますが、自分なりに考えてみるため、少しずつまとめていこうと思い立ちました。いきなりまとめようとしても大変なので、ひとまずメモ的にちょこちょこと書いてあとでまとめるみたいな感じでやっていきたいと思います。。

まずは、過去の記事や発生当時のツイートでも触れましたが、HTC製スマートフォンにインストールされている「フラッシュライト」アプリを簡単に紹介したいと思います。

現行のHTCのAndroid端末(恐らくOS2.2以降。DesireとDesire HDで確認)には、カメラのストロボ/ライトを懐中電灯として使用するための「フラッシュライト」が入っています。

起動すると上記のような画面が表示されます。光量は三段階に調整でき、最高にするとかなり明るくなります。また一定間隔で点滅させたり、SOSの信号で点滅させることも可能です。

実際に点灯したらこんな感じになります。

…わかりにくい写真でごめんなさい。光量を最高にすると直視できないくらいまぶしくなります。
ライトを長時間点灯させることによる電池の消費は気になりますし、ライトを起動させつつ他のアプリを起動・操作できないというのがネックですが、言うまでも無く通信が不可能な状況下でも利用できる機能というのが強いですし、災害で停電した場合や周囲に街灯などがない状況下だと役立つと思います。

あと、これも同じHTC製(DesireとDesire HDにて確認)にはFMラジオチューナが入っています。バッテリがあってFM局の電波が届けば、恐らく通信が不可能な状態でも「FMラジオ」アプリを起動してラジオを聞くことができます。
ただし、イヤフォンをアンテナとして使用するため、イヤフォンを必ず用意し、FMラジオアプリ起動時に接続しなければいけないというところには注意しなければいけないかもしれません(イヤフォンが接続されていないとアプリを起動してもイヤフォンを接続するよう要求されます)。オーディオプレイヤとして使用する人も多いと思うのでヘッドフォンやヘッドセットの類を常に持ち歩く人は多いと思いますが、気に留めておきたいところです。
ちなみにFMラジオアプリはイヤフォン接続時でも設定変更でスピーカから音声出力することも可能ですのでご安心を。

…と、過去の記事の焼き直しプラスアルファで終わってしまうのも意味が無いので、個人的に今回の発生直後の状況(地震による直接の被害だけではなく、交通機関の不通に伴う帰宅難民化など)を見て、必要かなと思われるアプリを考えているところです。今のところは…

*通信の必要ないアプリ
災害発生直後からしばらくの間、通信が混雑したり、基地局やキャリアの通信設備が被災することで通信自体ができないというケースが数多く見られました。そのため、通信を必要とせず、災害時に有用なアプリが必要と思います。

  • (カメラフラッシュ付きの機種のみ)懐中電灯アプリ
  • (あれば)オフラインで参照出来る地図。自宅周辺や職場周辺だけでもOK?
  • 無駄な電池の消費を抑えるための設定に切り替えられるアプリ
  • (気晴らしのため)通信を必要としないゲームアプリ
  • (大抵はプリインストールされているが)メディアプレイヤアプリと、お気に入りの音楽

これくらいしか思いついてないですが、個人的に「緊急時に役に立つアプリ」以外に、避難所生活を強いられる場合や帰宅難民化して職場やそれ以外の場所で一夜を過ごさなければならない場合に、不安になったり荒んだりする心に平静を与えるのにゲームや音楽はあるといいような気がします。

*通信は必要だが、通信量の小さいアプリ

  • (ツイッターを利用している場合)ツイッタークライアントアプリ

…すいません、今のところこれくらいしか出てきません。次回以降、このあたりをもっとつきつめて考えてみます。

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